うさぎの写真からうさぎを描く

なんか「あったりまえじゃん？」みたいなタイトルになってしまいましたが。

去年、寅さんの絵を描くメイキングぽいのをやりまして→「猫の写真から虎を描く」
今年もやろうかな、と。
せっかく写真も撮ってきたことだし？
メイキングというかぜんぜんメイキングになってないですが、卯年に向けて今年はうさぎを描きましたよ！

まず、先日このブログでも紹介しましたウサギちゃんの写真。→「うさぎの写真撮ってきました～シェアします～！」

これをトレースして線画を書き起こします。
それがこちら。

あ、あら…なんかめっちゃ可愛くない…。
もう一枚、こちらもトレース。

それがこちら。

ちょ…
ブサイクすぎ！

完全に警戒心まるだしないつでも逃げれるポーズだし、目つきからして疑い深いというか（笑）
耳なんか後ろむいちゃってるし！
「なにこの怪しいおばさん」て声が聞こえてきそうです…。
これは年賀状には載せられんわ。
もうひとつ、ペットショップにも行ってうさぎの写真を撮ってきたのですが

…こちらはふてくされた感じになりました。

うさぎ意外とかわいくねーな！

やっぱり動物は基本的に生きるのに必死な顔してるというか、ウサギは特に警戒心が強いらしいので、そのまんま描くと「野生の王国」みたくなっちゃいますね。
なので、年賀状むきに修正していきます。

ポイントとしては

○目を大きく
○耳は前向き
○信頼感なポーズで（笑）

それで描きなおしたのがこちら

あざとかわいくしてみました（笑）

前足の位置を変えて重心が前よりな感じに。
顔も少し横にふっくらさせて、ボディも柔らかそうなモフモフ感をアップ。
瞳はそりゃもう、あどけなさ満載で（笑）

これを水彩で仕上げたのがこちら

花畑で遊ばせてみました～
モフモフ感を出すために、右手に絵の具の筆を、左手に水筆を持ちながら、ぼかしては描き、ぼかしては描き、で少しずつ描いていきました。
うさぎ、けっこう苦労させてくれるじゃないのよ。
実際自分で描いてみると、やっぱりピーターラビットの作者さんは天才ですね。
あれ、ちゃんと野生のウサギの顔してるのに可愛いもんね。
水彩で白うさぎは難しいので、野ウサギ風にしましたが、年賀状には白うさぎかな、と思って賀状用にはフォトショで白くしました。

これはブラシでところどころふわっと白とピンクを塗り、青色レイヤーを「色相」で重ねています。
Photoshop便利やな…。

いやー、最初スケッチしたときはどうなることかと思いましたよー（笑）
トラに比べればウサギは楽勝！とか思ってた自分、甘かったわ。
意外と苦労したうさぎでした。
これで無事年末が迎えられますね！
よいお年を（早…。）