水彩画を素材化する

アナログ水彩画をストックイラストに登録する方法
手描きの水彩画というとこういう感じの

一枚絵を思い浮かべますが、もちろんこういうのも好きで描くんですが、これだとこの一枚で終わってしまう。
なので、ストックイラスト用には一つ一つバラバラに描いて、素材化して組み合わせる、ということをよくやります。

こんな感じですね。
これはよく見ると3種類のお花で構成されているのがわかると思います。
これでいくつかバリエーションを作ることができるので、ある程度量産しなければならないストックフォトでは、素材を組み合わせてバリエーションを作るのは必須だと思います。
ではでは。
アナログ絵師さん用に、アナログ水彩画を素材化してストックイラストに登録しよう!ということで、私なりのやり方をまとめてみました。
今からストックイラスト挑戦してみたいな、と思ってるアナログ絵師さんの参考になれば幸いです。
バラバラに描く
まずは絵をかくときから、「これはストックイラスト用に素材化する!」と決めてから描きます。
つまり、
〇ひとつひとつバラバラに描く
〇背景を書かない
〇輪郭をできるだけシャープに
〇組み合わせやすいようなフォルムで
ということを念頭に置いて描きます。
水彩画なんで、放っておくとボカシまくって背景に溶け込ませちゃったりするんですよね、うっかり(笑)
どこが輪郭線なのかわからなくなって後で苦労するので、ストックイラスト用を書くときはあまりにじみやボカシを多用しないようにしています。
例えば今回描いた苺はこんな感じ。
itigo.jpg
原画なので色がちょっと悪いですが。
結局、左上の苺は使いませんでしたねえ。
使い勝手が悪かった(ノ_<)
まあ、そういうこともあります。
これをスキャンしてパソコンに取り込んで、フォトショップで調整していきます。
アナログ描きの絵をネットにあげていきたいと思うとき、Photoshopは必需品ですね。
次回はスキャン方法をまとめていきたいと思います。

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